成年後見制度 Ⅲ

成年後見制度には、法定後見と任意後見の2種類あるのですが、後見人の権限に違いがあります。

法定後見の場合、被後見人(後見人の保護を受ける人)は契約等の法律行為をすることは禁止されています。

よって被後見人が勝手に法律行為をした場合、後見人は取り消すことができます。

一方任意後見の場合、被後見人が法律行為をすることは禁止されていません。

もちろん判断能力(意思能力)があることが前提になりますが、後見人に相談しなくても自由に売買や贈与等の法律行為ができます。

契約の当時、判断能力(意思能力)がなかったがことを証明できれば、契約の無効を主張することができますが、現実問題として証明するのことは大変難しいです。

任意後見の場合、本人が不利な契約を結び損害を被らないように注意することも大切です。