相続するしないは自由

7相続は、例えばお父さんが亡くなった瞬間に発生しかつそれで終わる。このように何らの手続きを要せずに自動的に起こります。かといって、相続人として相続するかしないかの自由はあります。ただあまり長い期間放置することもできないので、考慮期間はお父さんが亡くなって自分が相続人であると知ったときから3ヶ月以内にどうするのかを決めなければなりません。

相続は、包括承継といって不動産や金融資産などのプラスの財産だけでなく借金などのマイナスの財産もあわせて承継します。

最初からプラスの財産とマイナスの財産が分かっていればまだいいですが、通常、財産状態は日々変化します。

調査をしてプラスの財産の方が多ければいいのですが、マイナスの財産の方が多い場合、相続人にとって必ずしも有り難いものではありません。このため相続人には、相続を承認するか放棄するかのチャンスが与えられています。ただ、何らの手続きもせずに考慮期間が過ぎると自動的に承認したことになるので注意が必要です。

明らかにマイナスの財産の方が多く相続したくないと思えば、考慮期間内に家庭裁判所に申述することにより、相続を放棄することもできます。