遺言書が必要なケース②-2

前回②の1人で介護してくれた子供に多く残したいケースは、例えば、子供3人が相続人の場合、法定相続分は1/3ずつですが、それでは不公平という場合です。

3人の子供の内1人が老親の介護をしていた場合や1人だけ高度な教育(留学等)を受けさせてもらった場合、結婚するに当たり多額の資金援助をしてもらった場合などその事情を考慮せず遺言書を書かないと後でもめる可能性があります。

インターネットの普及した現在、分からないことは、すぐに調べられます。昔と違って相続人の意識は高いです。

相続人の権利として何を主張できるのかよく知っています。

遺言書がないから、均等に分けるのが法律だと言って1/3ずつ分けることを主張してきます。

「自分一人で介護してきたのに、たいして何もしていない他の兄弟姉妹と同じ割合だなんて納得できない。」と思うのは当然のことでしょう。

一人介護で苦労してきた子供を相続でも苦労させてはいけません。その子供が報われるような遺言書を書いてあげるのは親の責任だと思います。